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Sep 16, 2023

インド主催者、ニュージャージー州のパレードで「分裂を招く」ブルドーザーを謝罪

8月中旬にニュージャージー州の2つの町で行われたインディアデーパレードにブルドーザーを持ち込んだとして非難を浴びているインド商工会(IBA)は、「私たちの使命を反映していない不和を招くイメージ」と呼び、この事件について謝罪した。

8月14日にパレードが通過した隣接する2つの町の市長に宛てた書簡の中で、IBA会長のチャンドラカント・パテル氏は「2022年のインド独立記念日の特定の側面について心からお詫びを申し上げたい」と書いた。このパレードは私たちの組織を悪く映し、地元、そして州や国全体のインド系アメリカ人の少数派グループ、特にイスラム教徒を不快にさせた。」

ブルドーザーには、インドのナレンドラ・モディ首相と、掘削機を多用することから「ブルドーザー・ババ」のあだ名がついたインドのウッタル・プラデーシュ州出身の政治家ヨギ・アディティアナトのポスターが飾られていた。

2014年にモディ政権が政権を握って以来、ブルドーザーは反イスラムと反少数派の憎しみの象徴となっており、当局は建造物が違法であるという口実のもと、活動家、特にイスラム活動家らの家を取り壊すためにブルドーザーを使用している。 この慣行は国連と国際人権団体の両方の怒りを招いている。

エジソン市長のサミップ・ジョシ氏とウッドブリッジ市長のジョン・マコーマック氏に宛てた書簡には、「残念ながら、パレードのフロートの中にブルドーザーがあったが、これは私たちの使命を反映していない、不和を招くイメージだ」と書かれている。

「私たちのパレードは決して政治に関するものであってはならず、このようなあからさまな不和を引き起こすシンボルを決して含めるべきではありません。」 インドの75回目の独立記念日を祝う集会にブルドーザーが参加する様子を示すビデオ映像が公開されて以来、過去2週間にわたりインド全土のイスラム教徒が激怒している。

この書簡に反応して、米国イスラム関係評議会(CAIR-NJ)ニュージャージー支部事務局長のサラディン・マクスト氏は、ウッドブリッジのマコーマック市長が「私たちの地域社会の懸念を真剣に受け止め、IBAにこの書簡を公表するよう呼びかけたこと」を称賛した。謝罪"。

マクストさんは声明で、「ブルドーザーはインドにおける少数派への抑圧と脅迫の象徴だ。このような憎悪に満ちたシンボルは私たちの街路に居場所はない」と述べた。

「IBAの謝罪は自らの不正行為を認めたものであり、今後のパレードがイスラム教徒、キリスト教徒、シーク教徒、ダリット、部族を含むインド離散民族を代表するものとなるために必要な一歩であると我々は認識している。」

一方、インド系アメリカ人の長年のイスラム活動家サナ・クトゥブディン氏は、今回の謝罪は「期待できる」と述べたが、「組織の今後の行動にどのような影響を与えるかは時間が経てば分かるだろう」と付け加えた。

クトゥブッディン氏はMEEに対し、インド系アメリカ人がインドのヒンズー教ナショナリズムに資金を提供していたことは十分に確立されており、その多くはエジソン地区自体から発せられたものであると語った。

「これらのつながりが、インドで反少数派の大きな暴力事件が起きるたびにラドゥー(お菓子)が配られるこの地域のリトル・インディアと深いつながりがあることは明らかだ」と彼女は付け加えた。

ニュージャージーを拠点とする南アジアの歴史家オードリー・トルシュケ氏は、この謝罪文は「重要な瞬間」だったと述べた。

「サングに関係するグループが、憎悪に満ちた反イスラム主義の表示について謝罪を余儀なくされた。これは大きなことだ。私たちはニュージャージー州のヒンドゥトヴァ憎悪について人々に啓蒙し始めたばかりだ。仕事に取り掛かろう。」IBAの謝罪はその数日後に行われた。同団体は「何も悪いことをしていないため」この事件について謝罪はしないと述べた。

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