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Apr 12, 2023

コマツ、トヨタシステムと水素燃料電池掘削機を開発

コマツは、水素燃料電池とコマツ開発の主要コンポーネントを組み合わせた中型油圧ショベルのコンセプトマシンを開発した。 コマツは、2023年5月から開始したPoC(概念実証)試験を進めることで、近い将来、水素燃料電池を搭載した中・大型建設機械の量産化に向けた取り組みを加速するとしている。

コマツは中期経営計画において、事業を通じた環境負荷の最小化に取り組み、製品使用時および設備生産時のCO2排出量を2030年までに50%削減(2010年比)するというチャレンジ目標を掲げています。 2050年までのカーボンニュートラル。

コマツは、お客様のカーボンニュートラル実現に向けて、ハイブリッド油圧ショベルや電動ミニショベルなど、環境負荷を低減するさまざまな製品・サービス・ソリューションを提供してきました。 コマツでは、新たな動力源を搭載した製品の提供に向けた研究開発にも取り組んでいます。

コンセプトマシンでは、コマツの中型油圧ショベルにトヨタ自動車株式会社製の水素燃料電池システムと水素タンクを適用しました。 コマツの総合制御技術、トヨタの水素燃料電池システムとコマツの主要コンポーネントの組み合わせにより、エンジンと同等の強力な掘削性能と高い操作性を実現しながら、排出ガスゼロ、騒音・振動の大幅な低減を実現します。駆動される掘削機。

中型・大型建設機械には、小型建設機械に比べてエネルギー密度の高い電源が必要です。 水素は、二次電池に比べてエネルギー密度が高く、短時間で燃料を補給できるため、中・大型車種の電動化の有力な選択肢として研究開発を進めています。

コマツは、水素社会やカーボンニュートラルの実現に貢献するため、今後も本新コンセプト機のPoC試験を実施し、水素燃料電池を搭載した中・大型建設機械の量産化に向けて取り組んでいきます。

投稿日: 2023 年 5 月 17 日 in 燃料電池, 水素, 市場の背景, オフロード | パーマリンク | コメント (0)

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